こんにちは、サイオステクノロジーの佐藤 陽です。
冒険の書、初登場です。
今回は育児休業に関する内容ということで、こちらに書いてみたいと思います。
技術系の記事はテックブログにもたくさん書いてるので、是非こちらもご覧ください!
はじめに
タイトルにある通り、2023年の10月からの約半年間、育児休業を取得します。
昨今、男性育児休業の取得が増えてきたとはいいつつ、半年の期間取得する人はまだ少ないのではないでしょうか。
厚生労働省の発表などを見ても、令和5年度において平均取得日数は46.5日とされています。
参考:[厚生労働省ぺージ]
そこで、半年間の育児休業を取得するに至った経緯などを共有し
育児休業の取得を検討する人が増えたらいいな、という思いで記事に残したいと思います。
※あくまで主観であり、子育てに対する考えは人それぞれだと思います。参考程度にご覧ください。
要約
長くて読んでられない方向けに、ポイントだけご紹介します。
- 睡眠大事
- 育児は他人事じゃなくて自分事
- 母乳をあげる以外の全てのことはパパでも出来る
- ママに負けじと子供にたくさんの愛情を注いで!
- 「子育てアフロ田中」読んで!
です!
もしよければ最後までご覧ください!
プロフィール
現在33歳で、妻と3歳の娘の3人家族です。
また実家・義実家とも遠方にあり、育児に対するサポートが得られない状況です。
10月に第二子が生まれる予定で、出産に合わせて育児休業を半年程度取得します。
ちなみに長女の時にも出産直後に2ヵ月程度の育児休業を取得しており、少しは新生児の対応の大変さを分かっているつもりです。
今回はその経験も踏まえ、記事を書いていこうと思います。
ちなみに業務としては、Webアプリケーションのサーバーサイドの開発を担当しており、システムのアーキテクトやコーディングなどを行っています。
育児休業を取得しようと思った理由
育児休業を取得しようと思った理由としては、以下3つの要素が大きいです。
- 家事・育児を担当するため
- 子供に関する出来事をパートナーと共有するため
- 赤ちゃんと積極的にコミュニケーションをとるため
家事・育児
赤ちゃんが生まれると、怒涛の3時間サイクルの生活が始まります。
これがなかなか過酷で
- まともに寝れない
- 赤ちゃんが泣き止まなくて精神的につらい
- その間、家事などもこなす必要がある
and more.
ということがしばらく続きます。
今思い出してもなかなか辛いものがありますね…。
それに加えて今回は、長女の保育園の送り迎えなどの対応もあり
産後でボロボロな体である妻一人に任せるのはあまりに過酷です。
自分が育児休業を取得することで
- 家事全般を対応することができる
- 長女の対応全般を自分が行う事ができる
- 赤ちゃんの世話を分担することで、妻の睡眠時間を確保できる
and more.
というメリットがあり、妻の負担を軽減できると考えました。
取得期間
今回、取得期間は半年としました。
その理由は「生後半年で赤ちゃんの生活リズムが整うとされている」ためです。
上でも少し触れましたが、夜に寝れないのが何よりも辛いです。
睡眠不足はあらゆる面で人に悪影響を与えます。睡眠大事!
赤ちゃんの生活リズムが整い、夜に寝て、朝まで起きないようになるのが生後4~6ヵ月と言われています。(個人差はあるかと思います。)
参考:[赤ちゃんの睡眠時間の目安とは?]
ここを乗り越えると負担が多少軽減されると考え、半年間という期間としました。
出来事の共有
パートナーと「子供に関する出来事」を共有することには、大きなメリットがあると考えています。
子育ては育児書通りにいくことは少なく、毎日がハプニングの連続だと思います。
「こういう時どうしたらいいんだろう?」「これで赤ちゃん大丈夫かな?」など心配事が絶えず、
たいていの人がネット検索魔になるのではないかと思います。
こういったプレッシャーに一人で耐えるのはなかなか辛いものがあります。
そうした時に、隣で同じ問題を共有し、話を聞く存在が居るだけでも心理的に楽になると思います。
(と、妻が言っていました。)
そのため、妻と一緒にしっかりと赤ちゃんに向き合おうと思い、育児休業の取得を考えました
ちなみに、ママに育児を任せていると、どんどん育児レベルがアップしていき、パパとのレベルの差は広がるばかりです。
そうすると「自分はよく分かんないし、ママに任せとこ」という悪循環が発生してしまうと思います。
よく言われることですが、「母乳をあげる以外の全てのことはパパでも出来る」の意識が大切だと思います。
最初は誰でもパパ初心者なので、しっかり取り組みママと一緒に成長していくことが大事だと思います。
赤ちゃんとのコミュニケーション
愛着形成
3歳の長女と過ごしていて思う事は
「過ごした時間・与えた愛情の分、子供も愛情を返してくれる」ということです。
ママの力は絶大です。
たいていの子供はママのことが大好きだと思います。
それは仕方がないです、ママにアドバンテージがあるのは事実だと思います。
ただ、パパも負けていられません!!
何をすればいいかというと、シンプルに多くの愛情を子供に注ぐことだと思います。
娘も普段は「ママ好き~♡」という事が多いですが
自分と娘の2人っきりで遠出したりして、多くの時間を過ごしたりすると
「パパ好き~♡」と言ってくれ、パパっ子になってくれたりします。
また、新生児期や幼児期に多くの愛情を注ぐことで、大きくなってからの関係性にも大きく影響するのではないかと思います。
参考:「「愛着」が幼児期にも大切な理由とは?愛着形成で自己肯定感を高めよう!」
※育児休業を取得しないからと言って愛着形成ができないとは全く思いません!
ただし、赤ちゃんとより多くのコミュニケーションを取ることで、子供との関係性を深めることができると考えました。
育休取る・取らないに関わらず、ママに負けじと愛情を注いでいきましょう!!
育児休業を取得するにあたって
会社への報告
サイオステクノロジーはイクボス企業同盟に加盟していたり、社内でも育休取得に関するウェビナーを実施したりと、育休取得に対して非常に前向きな企業だと思います。
ただそれでも、半年間という長期間の育休を申し出るのはなかなか勇気がいりました。
更に、自身がサイオステクノロジーに入社してまだ1年間しか経っておらず、1年しか経過してないのに半年も休むなんて…、という後ろめたさもありました。
そんな中、おそるおそる上司に相談したところ
「素晴らしいですね、しっかり奥さんを支えてあげてください」
と非常に暖かい言葉を頂き、感激したのを今でも覚えています。
また、参加していたプロジェクトのメンバーに対して報告した時にも
「全く問題ないので育児に専念してください!」
と言って頂き、非常に安心しました。
その後の引継ぎの作業などもスムーズに計画していただけました。
報告タイミング
育休の申し出は、育休取得の4ヵ月前くらいに行いました。
時期的には、妻が安定期に入ったタイミングです。
このあたりは奥さんの希望や、会社の規定にもよると思うので、よく確認してみてください。
エンジニアとして
育休を取得するにあたって、もちろんエンジニアとしての不安もありました。
半年間休むことによって、その間は技術的なことから離れてしまい、その間にもどんどん技術は進歩していきます。
ただ、エンジニアとしての成長は一時停滞するかもしれませんが
長期的な目線で考えた時に、貴重な時間を家族と共にする方がメリットが大きいと、私は判断しました。
育休が明けてからは、育児もしっかりこなしつつ、エンジニアとして怒涛の追い上げを見せたいと思います。
おすすめ書籍
子育てアフロ田中という漫画があります。
子育ての様子を面白おかしく描いている漫画ですが、育児の大変さもよく描かれています。
漫画なので大げさに描かれている部分もありますが、割と現実に起きている事が描かれているかと思います。
1冊完結でサクっと読めるので、気になった方は是非!
まとめ
今回は、私自身が育児休業を取得しようと思った経緯などをご紹介しました。
もちろん育児に対する考え方は人それぞれですし、赤ちゃんの性格によっても育児の大変さは異なると思います。
また、家庭の事情によって長期的な取得が難しい方もいらっしゃるかと思います。
ただ、「育休取得」を一度選択肢として持ち、パートナーや周りの人に相談してみるのもいいのではないかと私は思います!
また育児休業が開けたタイミングで、育児休業を終えた記事も書きたいと思います。
ではまた!